【マネー講座】《iDeCoに注目》(3)〈市場の動き〉実際の活用事例を紹介 (2/4ページ)

 一方、公務員等は対象者拡大を待っていた方が17年4月までに2万人/月前後加入されましたが、その後は全体の動きと同様に一旦落ち着いて、現状8000人/月前後で安定的に推移しています。

 今後は、つみたてNISA(少額投資非課税制度)を含めた税制優遇制度の認知度が一層高まっていくことが期待されるために、加入者は徐々に増加していくと思われます。

実際の活用事例

 それでは、実際の活用事例をあげてみます。

 Aさん(男性40歳)は勤めている会社に企業年金制度が無いこともあり、老後に対して漠然とした不安を抱えていました。

 そんな時、新聞でiDeCoの記事を見て2万円/月程度の掛金なら無理なく始められると思い、給与振込口座のある銀行のホームページで資料請求をしました。ご家族は専業主婦のご夫人(Bさん36歳、収入ゼロ)と、お子さんお1人の3人家族。

 Aさんが家でiDeCoのことをBさんに話すと、「私もやってみようかしら」との反応。Bさんは資産運用に興味がないだろうと思っていただけにAさんは意外に思いました。どうやらAさん以上に「お得情報」に敏感なBさんは、iDeCoが税制上「お得」であることをすでにご存じだったようです。

3つのポイントに注意しよう