公式為替レート切り下げ 南米ベネズエラ

 ロイター通信によると、南米ベネズエラの中央銀行は5日、政府が管理するDICOMと呼ばれる公式為替レートの切り下げを実施し、最初の入札で1ユーロ=3万0987・5ボリバルの値をつけた。1ドルでは約2万5千ボリバルに相当する。以前のレートからは86・6%の切り下げになる。

 ドルを所持する市民や企業が広く利用する非公式レートは1ドル=約22万8千ボリバルとなっており、いまだに開きが大きい。食料や医薬品などの輸入に適用されていた1ドル=10ボリバルの固定レートDIPROは、このほど廃止された。

 ベネズエラは近年、激しいインフレや原油価格低迷による財政危機に苦しんでいる。(共同)