蔵王山噴火警戒レベル2で村井宮城県知事、準備と同時に風評被害防止

 山形県と宮城県にまたがる蔵王山(蔵王連峰)で小規模噴火が予想されるとして噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)に引き上げられて6日で1週間。村井嘉浩宮城県知事は5日の定例会見で、県の対応について、想定火口域(馬の背カルデラ)から約1.2キロへの立ち入りを制限する措置を行っていることを説明、「草津白根山の噴火で、不幸にも亡くなった方がおられる。火山性微動や火山性地震が大きくない段階とはいえ、噴火を視野に準備していかなければならない」と述べた。

 地域の重要産業の温泉、スキーなどに来る観光客に対しては、「現時点では警戒区域内に入らなければ問題がないということなので、安心してお越しいただければと思っている」と呼びかけた。

 また、平成27年の火口周辺警報(火口周辺危険)発令時の状況を念頭に「風評被害でかつて大きなダメージがあったように、経済的ダメージが起こることもあるので、そういうことのないように併せて努めていきたい」とした。風評による観光などへの影響については、調査中という。