ジョージ・ソロス氏、仮想通貨に懐疑 「現実的に機能せず」「バブル」

 米著名投資家、ジョージ・ソロス氏は先月、スイスのダボスで仮想通貨について、バブルだと述べ、ボラティリティー(変動性)が高いため現実通貨として機能し得ないと述べた。だが、ビットコインを批判する向きが予想するような暴落の見通しは示さなかった。

 ソロス氏は「放物線状に上昇するときは通常、最終的に急激な下落に至る。だが、このケースでは、独裁国家が増える限り、異なる結末を迎えるだろう。こうした国の統治者は海外で資金を蓄えようとビットコインに注目するからだ」と述べた。

 1992年に英ポンド売りで10億ドルの利益を上げたとされるソロス氏は、仮想通貨が急激な下落に見舞われる事態よりはむしろ「高値もちあいとなる」の可能性が高いと予想。ビットコインのベースにあるブロックチェーン技術が建設的に使用される可能性もあると述べた。(ブルームバーグ Katia Porzecanski)