ホックホクで1番人気 米マクドナルド、ウーバーと連携で「フライドポテト問題」解決

 米マクドナルドは新たに始めた宅配サービスが成長源になると期待しており、業界が懸念する「フライドポテト問題」を解決したと考えている。

 フライドポテトは業界では宅配に向かないことで知られており、冷めてしおれた状態で届くケースも多い。しかし、マクドナルドがウーバー・テクノロジーズの「ウーバーイーツ」を通じて宅配サービスを開始して以来、フライドポテトは同サービスで1番人気の商品となっている。そのうえ顧客満足度も高いと、シニアバイスプレジデントでグローバル最高戦略責任者のルーシー・ブレイディー氏が指摘した。

 宅配対策として、従業員はできるだけ揚げたての熱々の状態でフライドポテトを袋に入れるよう苦心しているほか、通常30分以内に配達することで途中でしおれるのを防ぐことができると、ブレイディー氏は説明した。

 マクドナルドは外食デリバリーサービスが1000億ドル(約11兆円)市場に成長すると予想しており、同サービスは米国での成長持続に寄与する可能性がある。ただ、同社の拡大ペースが減速しつつあると懸念する投資家もいる。2017年10~12月期(第4四半期)の米既存店売上高が市場予想を上回らなかったことを受け、マクドナルド株は1月30日に大幅下落した。

 マクドナルドは、昨年にフロリダ州で宅配サービスの小規模実験を実施後、対象を米国内5000カ所余りに拡大している。2015年に就任したスティーブ・イースターブルック最高経営責任者(CEO)は、顧客のリピート利用を促すために、新しいモバイルアプリにも期待している。(ブルームバーグ Leslie Patton)