「パニック売り」世界株安連鎖 東証終値1071円安、アジア株も下落 (2/2ページ)

一時1500円超下げた日経平均株価を示すボード=6日午後、東京都中央区
一時1500円超下げた日経平均株価を示すボード=6日午後、東京都中央区【拡大】

 米国株急落を受け、6日の東京市場は取引開始直後から幅広い銘柄が売られ、約30分後には前日比の下げ幅が1000円を超えた。午後に入っても投資家の不安心理増大を背景に売りが売りを呼ぶ展開が続き、一時1603円37銭安の2万1078円71銭(7.1%安)まで下げ幅を広げた。東証1部上場銘柄の約98%が下落する全面安となった。東証株価指数(TOPIX)は80.33ポイント安の1743.41。出来高は約31億5500万株。

 6日は上海などアジアの株式市場にも株安が波及して全面安の展開となった。

 大阪取引所は6日午前、上場するダウ平均先物の価格が急落したため、取引を一時停止するサーキットブレーカーの措置を取った。その後取引は再開された。