【東京市場の注目銘柄】(6日)帝人 5.5%安

 ≪材料事業売り上げ減額織り込む≫

 ■帝人(3401) 前日比5.5%安の2235円。2018年3月期の売上高計画を8500億円から前期比13%増の8400億円に下方修正。自動車向けアラミド繊維や航空機向け炭素繊維、リチウムイオン電池用セパレーターなどマテリアル事業の減額を織り込んだ。これを受け野村証券も業績予想を減額。投資判断「中立」を継続し、目標株価を2400円に下げた。

 ■塩野義製薬(4507) 9.4%安の5534円。17年4~12月期(3四半期累計)営業利益は前年同期比2.7%増の901億円。大和証券は10~12月期決算は同証想定に対して利益面を中心にやや下回って推移、18年3月期業績が同証券予想(営業利益1186億円)並みに届く可能性は低下した印象とした。

 ■三菱自動車(7211) 1.5%高の830円。18年3月期の営業利益計画を700億円から950億円に上方修正、市場予想878億円も上回った。ゴールドマン・サックス証券は、通期計画の上方修正は予想以上にポジティブと評価した。

 ■日本電気硝子(5214) 12%安の3715円。18年12月期の営業利益は前期比3.7%減の310億円を見込む。LCD(液晶ディスプレー)用基板ガラス出荷が伸長することなどで6%強の増収を見込むが、米国子会社ののれん償却の影響、為替や原燃料価格の動実質が損益に影響があると想定した。

 ■イビデン(4062) 4.3%安の1609円。17年4~12月期(3四半期累計)営業利益は前年同期比約3.3倍の108億円、18年3月通期営業利益計画は160億円で据え置いた。SMBC日興証券は、ユーロ安がなければ実質下振れの会社計画で、ネガティブな印象と指摘した。

 ■マクセルホールディングス(6810) 11%安の2261円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、投資判断をは「オーバーウエート」から「中立」に引き下げ、目標株価は2800円から2600円に変更した。

 ■ALSOK(2331) 5.6%安の5100円。野村証券は投資判断を「買い」から「中立」に下げた。同証券が見込んでいた警備の顧客基盤拡大効果発現が遅れそうなことや、人件費の増加、契約単価下落など勘案し、業績予想を下方修正した。

 【仮想通貨関連銘柄】 SBIホールディングス(8473)が11%安の2220円、GMOインターネット(9449)が12%安の1629円など。仮想通貨ビットコインは6日、一時16%安の5992ドル(約65万1210円)まで下げ、17年12月につけた最高値の3分の1以下になった。JPモルガン・チェースなどが発行するクレジットカードでの仮想通貨購入を停止、金融機関や政府規制当局はビットコインへの警戒を強めている。

 ■シグマクシス(6088) 9.1%高の1541円。17年4~12月期(3四半期累計)営業利益は前年同期比53%増の8億600万円、基幹システム更改などを手掛けるプログラム・マネジメント・オフィス事業といったデジタルサービスを中心に受注が堅調だった。(ブルームバーグ)