最高品質のジュエリー 有名ブランドに限らず

フィオナ・ドラッケンミラー氏(FDギャラリー提供)
フィオナ・ドラッケンミラー氏(FDギャラリー提供)【拡大】

 ジュエリーは男性であってもパーソナルなスタイルを強烈に表現する。だが、それだけに贈り物として選ぶのは難しい。この難題を克服するためには、ちょっとした努力が必要だ。

 そこで「FDギャラリー」のフィオナ・ドラッケンミラー氏に、宝石購入で大切なことを教えてもらった。

 加熱ルビーと非加熱ルビーの違いや、エメラルドのオイル処理はご存じだろうか。こうしたエンハンスメントは宝石の価値を大きく左右する。ドラッケンミラー氏は「宝石の色を強めるため、人々は宝石を何百年も加熱してきましたが、ミャンマー産の非加熱ルビーは、アフリカ産の加熱ルビーの10倍から20倍の価値があるでしょう」と話す。

 エメラルドの表面にはたいてい最初から小さなひびや傷があるが、宝石商はオイル処理でそうした亀裂を目立たなくする。オイル処理されていないエメラルドは、処理済みのエメラルドより当然、価値が高い。

 品質を確認するのに最良の方法は売り手に直接尋ねることだ。原産地はどこかや、どのようにして取り扱われてきたのか質問したり、証明・保証書類を見せてもらうよう頼むことだ。知り合いに専門家か宝石に詳しい友人がいれば、セカンドオピニオンを得るため一緒に宝石店に行ってもらうのもいい。

 ハリー・ウィンストンやティファニー、ミキモトといった有名ブランドが販売するジュエリーは美しく高価だが、その価格には豪華な店舗の賃貸料や維持費、宣伝広告費といった追加コストが含まれており、また有名ブランドだからといって最高品質のジュエリーを必ずしも提供しているわけではない。公正な価格で最高の本物を見つけるには、小さなブティックや信頼できるプライベートディーラー、オークション、エステートセールにも当たってみることだ。ドラッケンミラー氏は「できるだけ多くのことを学び、信用できる人を見つけてください。その人はあなたが学ぶのを助けてもくれるでしょう」と話す。

 そして、せっかくプレゼントとして宝石を買っても、贈る相手に似合わなければ台無しだ。「プレゼントする相手のライフスタイルを知ってください。活発な女性ですか。手仕事をする女性なら軽くて丈夫なジュエリーがいいかもしれません」とドラッケンミラー氏。ガーネットやオパール、ゴールドではなく、チタンやプラチナ、ダイヤモンドといった選択肢もあるという。(ブルームバーグ Hannah Elliott)