【東京市場の注目銘柄】(7日)ケーヒン、8.2%高

 ≪アジア二輪好転などで業績回復≫

 ■ケーヒン(7251) 前日比8.2%高の2343円。2018年3月期の営業利益計画を225億円から240億円に上方修正、市場予想は234億円。クレディ・スイス証券は、通期を一転増益見通しに市場予想をやや上回る水準まで引き上げたことはポジティブと指摘。1~3月期は、アジア二輪の好転や合理化効果などにより業績の回復基調は続くとの見通しを示した。

 ■名村造船所(7014) 7.5%安の626円。17年4~12月期(3四半期累計)営業損失は、33億1900万円と前年同期の24億8900万円から拡大。大型の艦艇修繕工事減少による減収や、採算面では連結子会社の佐世保重工業で得意の中型ばら積み運搬船の新造需要低迷などが響く。

 ■SUMCO(3436) 6.7%高の2838円。17年12月期の営業利益は前期比3倍の421億円、市場予想416億円を上回った。18年1~3月期は前年同期比2.4倍の190億円を計画。SMBC日興証券は、1~3月期計画に基づけば、ウエハー値戻しの確度は同証券予想より高いと見込まれるとし、18年12月期も大幅増益の公算が大きいとの見方を示した。

 ■リコー(7752) 6.6%安の1096円。6日のグループ成長戦略説明会で、新たに23年3月期に売上高2兆3000億円、営業利益1850億円、ROE9%以上との目標を示した。メリルリンチ日本証券は、新規材料に乏しく、22年度過去最高益を目指すとされたが、複合機販売のてこ入れ策は示されず、中期見通しには不透明感が残ると指摘した。

 ■横河電機(6841) 5.2%高の2173円。17年10~12月期(第3四半期)営業利益は81億円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、10~12月期は貸し倒れ引当金を除けば市場予想を上回ると指摘、同期の制御事業の受注高が前年同期比9.4%増と受注環境が回復基調にあることが確認できポジティブな決算と評価した。

 ■パラマウントベッドホールディングス(7817) 6%安の5180円。17年4~12月期(3四半期累計)営業利益は前年同期比0.5%減の67億700万円。売上高は7.4%増えたが、運送費の増加や支店建て替え費用の発生などが響く。

 ■ノリタケカンパニーリミテド(5331) 4.8%高の5480円。17年4~12月期(3四半期累計)営業利益は前年同期比2.2倍の40億2700万円。自動車や鉄鋼、ベアリング業界向けに工業機材事業などが好調だった。18年3月通期計画は40億円から前期比54%増の48億円に上方修正した。

 ■ドンキホーテホールディングス(7532) 1.3%高の5670円。17年12月中間営業利益は前年同期比11%増の292億円、18年6月期計画は498億円から前期比10%増の510億円に上方修正した。

 ■スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684) 11%安の4375円。17年10~12月期(第3四半期)営業利益は23%減の80億円と市場予想の107億円を下回る。(ブルームバーグ)