仙台でコールセンター開設相次ぐ 地域の雇用好調に貢献 (1/3ページ)

 東日本大震災の復興に向けた施策を進める仙台市で、このところ世界規模の企業が大規模なコールセンターを開設するケースが相次いでいる。仙台の魅力について、企業側は首都圏からの交通アクセスのよさに加え、人材がそろっていて質の高い業務ができるメリットを挙げる。雇用を多く生む業種だけに、地域への貢献も大きいとみられる。(高梨美穂子)

 ◆人材層の厚さ

 仙台市役所で先月、保険大手アメリカンファミリー生命保険(アフラック、東京)の古出真敏社長が、同市宮城野区に「仙台コールセンター」を開設する立地表明書を郡和子市長に手渡した。

 4月に開設される同社のコールセンターは関東(東京)、関西(大阪・神戸)に続く3拠点目。9月から業務を開始、平成34年には300人規模とする計画。このうち約260人は現地採用で、採用は年間60人程度ずつ増やすという。

 古出社長は「4月に日本法人として独立するのを契機に日本社会に根ざしていく決意」と語る。東北復興支援に加え、仙台の立地条件、人材層の厚さで選んだと強調。郡市長も「仙台の優秀な人材が地元にとどまってくれる大きな力になる」と歓迎する。