【東京市場の注目銘柄】(8日)東急建設7.9%高 五輪関連需要で収益が改善

 ■東急建設(1720) 前日比7.9%高の1177円。2017年4~12月期(3四半期累計)営業利益は前年同期比32%増の157億円。20年東京五輪に関連する建設需要が旺盛な中、売上高を4割伸ばし上半期時点の16%減益から急改善した。18年3月期計画は191億円から前期比19%増の204億円に上方修正。工事採算の改善に伴う完成工事総利益の増加が寄与する。

 ■安藤ハザマ(1719) 9%安の762円。8日発表した17年4~12月期(3四半期累計)営業利益は前年同期比6.7%減の255億円。受注高と完成工事高が減り、利益面では土木が減益、建築は微増だった。

 ■資生堂(4911) 4%高の5706円。17年12月期の営業利益が805億円と従来計画の650億円から上振れる見通し。市場予想は685億円。プレステージブランドがグローバルで伸び、売上高は創業以来初めて1兆円の大台に乗せる1兆50億円になったもようとしている。

 ■明治ホールディングス(2269) 5.1%安の8140円。17年10~12月期(第3四半期)営業利益は前年同期比12%減の270億円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、据え置いた18年3月期計画(前期比9.2%増の965億円)達成のハードルは上がったと指摘した。

 ■ミネベアミツミ(6479) 4.4%高の2390円。17年4~12月期(3四半期累計)営業利益は前年同期比86%増の644億円、18年3月通期計画は730億円から前期比1.6倍の800億円に上方修正した。SMBC日興証券は、17年10~12月期や通期計画がコンセンサス(市場予想)を上回りポジティブと評価した。

 ■島津製作所(7701) 1.3%高の2723円。17年4~12月期(3四半期累計)営業利益は前年同期比16%増の254億円、10~12月期は前年同期比45%増の96億8900万円。SMBC日興証券は、引き続き主力の計測機器事業は中国を中心に堅調で、来期以降も安定した成長を期待できるとみる。

 ■タカラトミー(7867) 19%安の1224円。17年4~12月期(3四半期累計)営業利益は前年同期比33%増の137億円。ただ四半期でみると10~12月期は営業利益は7%減の71億4200万円と悪化。いちよし経済研究所は、10~12月期の減収減益でマーケットは業績の失速感を懸念していると指摘した。

 ■トラスコ中山(9830) 6.3%安の2852円。8日に発表した18年12月期の営業利益計画は前期比6.8%減の133億円。工場向けやネット通販企業向けを中心に売上高は7.6%増を見込むが、プラネット埼玉の稼働や各物流センターの自動化促進のための機器導入、EC(電子商取引)サイトや社内システム投資の強化など減価償却費の増加を予定している。

 ■コロワイド(7616) 9.1%高の2315円。17年4~12月期(3四半期累計)営業利益は前年同期比72%増の55億1000万円。天候不順による減収、食材価格上昇の影響を受けた業態もあったが、焼肉やステーキ業態は堅調に推移した。(ブルームバーグ)