NY株、一時1000ドル超急落 金利上昇への懸念再燃

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 8日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅続落して一時、前日と比べた下げ幅が1000ドルを超えた。米長期金利が上昇傾向となったことに投資家が懸念を再び強め、売り注文が加速した。

 午後2時現在は、412.30ドル安の2万4481.05ドル、ハイテク株主体のナスダック総合指数は114.67ポイント安の6937.31。

 金融引き締めペースの加速が意識され、米長期金利の指標となる10年債利回りが一時、2.884%まで上昇。ダウ平均が過去最大の下げ幅を記録した5日の水準に長期金利が接近し、市場に動揺が広がった。(共同)