NY株、8日終値1032ドル安 「ブラックマンデーを想起」 米運用会社幹部、数カ月は「相場不安定」 (1/2ページ)

急落を示すニューヨーク証券取引所の掲示板=8日、米ニューヨーク(ロイター)
急落を示すニューヨーク証券取引所の掲示板=8日、米ニューヨーク(ロイター)【拡大】

  • フロアで浮かない表情のトレーダーたち=8日、米ニューヨークのニューヨーク証券取引所(ロイター)
  • 終値近くになっても急落が続くNY株市場にトレーダーはこのしぐさ=8日、米ニューヨークの証券取引所(ロイター)

 【ワシントン=塩原永久】8日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、過去最大の下げ幅となった5日に次ぐ記録的な急落となり、投資家の不安が深まっている。米国では今回の株価下落を1987年10月19日の大暴落「ブラックマンデー(暗黒の月曜日)」との比較で先行きを占う見解も出ている。

 「ブラックマンデーを想起させる」

 米資産運用会社フィデリティ・インベストメンツ幹部のティマー氏はリポートで、金利上昇と歩調を合わせた株式相場の下げ幅の大きさに警戒を強めた。

 8日の終値は前日比1032ドルの下落。1175ドル下げた5日に続く記録的な急落だった。こうした下げ幅の大きさは歴史的な大暴落として記憶されるブラックマンデーを連想させる。

 株価急落のきっかけは、2日発表の雇用統計がインフレ加速を示唆する内容となり、政策金利の引き上げペースが速まるとの警戒が広がったことだ。それにともない米長期金利は2・8%台後半に急上昇した。