街角景気、2カ月連続悪化

 内閣府が8日発表した1月の景気ウオッチャー調査は、街角の景気実感を示す現状判断指数(季節調整値)が前月比4.0ポイント低下の49.9となり、2カ月連続で悪化した。降雪や寒波が影響した。野菜やガソリン価格の高騰も響いた。指数は2017年7月以来、好不況の判断の分かれ目となる50を下回った。

 基調判断は「緩やかに回復している」から「天候要因などにより一服感がみられるものの、緩やかな回復基調が続いている」と引き下げた。

 地域別では全国12地域で低下した。「寒さと雪で来客数が非常に悪い」(東北地方の高級レストラン)、「受注量が減少。積雪の影響で運送遅延による返品も発生しており厳しい状況」(中国地方の食料品製造業)などの声があった。甲信越地方のスーパーは「野菜価格の高騰により、購買意欲が低下しているようだ」と訴えた。

 2~3カ月先の見通しを示す先行き判断指数は0.3ポイント低下の52.4と3カ月連続で下がった。