米テスラ、現金燃焼が減少 17年10~12月期、モデル3増産など主因

 米電気自動車(EV)大手テスラが発表した2017年10~12月期(第4四半期)の財務状況によると、前四半期に比べ、現金燃焼(フリーキャッシュフローの赤字幅)が縮小した。セダン「モデル3」の増産が前進したことに加え、トラック「セミ」とスポーツカー「ロードスター」で予約金を受け取ったことが主因だ。

 同期のフリーキャッシュフローは2億7680万ドル(約303億円)の赤字と、赤字幅は過去1年余りで最小だった。モデル3の量産で前進したほか、昨年11月にマスク最高経営責任者(CEO)が発表した新モデルの予約金が増えた。

 テスラはモデル3の週間生産台数を6月末までに5000台とする目標の達成に向けて順調に進んでいる。

 マスクCEOは以前に目標達成時期の見通しを数回先送りしており、モデル3の増産の遅れで納車を受けた顧客から受け取る代金が伸び悩み、同社が十分な手元資金を保有しているのかどうかに関心が集まっていた。昨年末の保有現金は34億ドルだった。(ブルームバーグ Dana Hull)