ギリシャ、自力再建へ4千億円調達 7年債発行、EU支援の期限前に

ビルの屋上にはためくギリシャ国旗=8日、アテネ(ロイター)
ビルの屋上にはためくギリシャ国旗=8日、アテネ(ロイター)【拡大】

 ギリシャからの報道によると、同国政府は8日、7年物国債を発行し、約30億ユーロ(約4千億円)を調達した。欧州連合(EU)の金融支援の枠組みが2018年8月に期限を迎えるのを前に自力再建へ財政余力を高めるのが狙い。

 ギリシャは17年7月に5年債を売り出し、約3年ぶりに国債市場に復帰した。この際は既存債務の借り換えが主な狙いだった。

 ギリシャの17年の実質国内総生産(GDP)は3年ぶりの増加が見込まれている。金融支援と引き換えに進めている財政再建も評価され、市場で取引される国債の利回りが低下。昨年の5年債発行時の利回りは約4.6%だったが、7年債は約3.5%。今後は10年債の売り出しも計画している。(共同)