【東京市場の注目銘柄】(9日)TOWA 18%安

 ≪売り上げ期ずれなどで営業減益≫

 ■TOWA(6315) 前日比18%安の1598円。2017年4~12月期(3四半期累計)営業利益は前年同期比1.2%減の32億3000万円。10~12月期は43%減の7億3900万円。クレディ・スイス証券は、10~12月期は多忙な顧客側の要因での検収ずれ込みによる売り上げの期ずれ、売り上げ構成差の悪化で同証券予想13億円を下回り、ややネガティブとした。

 ■日産自動車(7201) 3.1%安の1127.5円。18年3月期の営業利益計画を6450億円から前期比24%減の5650億円に下方修正。メリルリンチ日本証券は、減額修正幅は同証券想定以上で驚きだと指摘した。

 ■バンダイナムコホールディングス(7832) 9.4%高の3620円。9日、21年3月期の営業利益目標750億円とする中期経営計画を発表、株主還元は総還元性向50%以上とした。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は中期計画目標と株主還元策はポジティブサプライズだとした。

 ■カネカ(4118) 9.0%高の1041円。17年4~12月期(3四半期累計)営業利益は7.3%増の264億円。SMBC日興証券は同証券予想を上回ったとしたうえで、中国のスマートフォン減速やアクリロニトリルなどの原料高を数量効果で補い、10~12月期が100億円台に回帰した点を評価した。

 ■森永製菓(2201) 3.1%安の5020円。17年4~12月期(3四半期累計)営業利益は前年同期比2.1%増の172億円、菓子部門や冷菓、「inゼリー」など健康部門の増収が寄与した。ただし上半期時点の増益率9.3%からは鈍る。10~12月期は12%減の49億7400万円。野村証券は10~12月期は同証券予想58億円を下回って着地し、想定以上に厳しかったとした。

 ■セコム(9735) 5.1%安の7754円。17年4~12月期(3四半期累計)営業利益は前年同期比1.5%減の949億円。保険事業での台風による発生損害の増加や不動産事業の減少が響く。

 ■ネクソン (3659) 13%高の3810円。1~3月期営業利益計画を451億~523億円とし、前年同期から14~32%の増益を見込む。3月末の株主を対象に1株を2株に株式分割する。SMBC日興証券は、中国でのオンラインゲーム「アラド戦記」好調でハードルが高い前年同期からさらに2桁増益の計画はポジティブとした。

 ■スシローグローバルホールディングス(3563) 5.2%高の4495円。17年10~12月期(第1四半期)営業利益は前年同期比28%増の27億4800万円。野村証券は、10~12月期はアニサキス報道の終息、高単価商品の好調で原材料価格や人件費上昇の逆風を吸収したと評価。目標株価を4600円から5400円に上げた。

 ■カドカワ(9468) 11%安の1175円。17年4~12月期(3四半期累計)営業利益は前年同期比60%減の29億4300万円。出版、映像・ゲームの増収で売上高は1%増を確保したが、前年同期に大ヒットしたアニメ「君の名は。」関連商品の反動減などが響く。(ブルームバーグ)