2018春闘 新日鉄住金など要求提出 3%賃上げ、実現なるか (2/2ページ)

新日鉄住金の右田彰雄常務執行役員(右)に春闘の要求書を手渡す同社労働組合連合会の大森唯行会長=9日午前、東京・丸の内
新日鉄住金の右田彰雄常務執行役員(右)に春闘の要求書を手渡す同社労働組合連合会の大森唯行会長=9日午前、東京・丸の内【拡大】

 安倍首相の要請に呼応し、経団連が春闘方針で3%賃上げに言及したことや、企業の今年度業績見通しの上方修正が相次ぐなど、1994年以来となる3%水準の賃上げ実現の機運は高まっていたが、世界的な株価急落が労使交渉に影を落とす。株安は一時的との見方が大勢だが、実体経済への悪影響を懸念する経営者も多く、労使の攻防は激しくなると予想される。(平尾孝)

 ■主な大手企業労組の春闘要求

 (ベア/一時金)

 トヨタ自動車 3000円/6.6カ月分

 ホンダ    3000円/6.2カ月分

 日産自動車  3000円/5.8カ月分

 日立製作所  3000円/未定

 NEC    3000円/業績連動方式

 新日鉄住金  3500円/業績連動方式

 三菱重工業  3500円/5.95カ月分

 JR東海   3000円/夏期3.1カ月分

 ※労組執行部案を含む。