仮想通貨流出 顧客保護の確保求める 麻生太郎金融相

平成30年度予算案についての衆院予算委員会で、自民党の柴山昌彦筆頭副幹事長の質問に答弁する麻生太郎副総理兼財務相=13日午前、国会・衆院第1委員室(斎藤良雄撮影)
平成30年度予算案についての衆院予算委員会で、自民党の柴山昌彦筆頭副幹事長の質問に答弁する麻生太郎副総理兼財務相=13日午前、国会・衆院第1委員室(斎藤良雄撮影)【拡大】

  • 閣議に臨む(左から)茂木敏充経済再生担当相、安倍晋三首相、麻生太郎副総理兼財務相=13日午前、首相官邸(斎藤良雄撮影)

 麻生太郎金融担当相は13日、外部からの不正アクセスにより巨額の仮想通貨が流出した交換業者大手のコインチェック(東京)に対し、今後も顧客保護に万全を期すよう対応を求めていく考えを強調した。閣議後の記者会見で「立ち入り検査を通じて、顧客保護が確実に確保されるよう取り組んでいく」と述べた。

 コインチェックは停止していた顧客の日本円の出金を13日に再開し、再発防止策などを金融庁に報告する予定。一方、被害顧客への補償の時期などは明らかになっていない。麻生氏は「顧客の保護と被害拡大の防止が大事だ」と強調した。

 コインチェックでは1月26日、約580億円分の仮想通貨「NEM(ネム)」が流出した。金融庁は安全管理体制などに問題があったとして業務改善命令を出し、その後に立ち入り検査にも踏み切っていた。