中国人旅行客、日本は渡航先2位 春節で650万人海外へ、人気だった韓国トップ10外れる

長崎港に入港したクルーズ船から下りた中国人ツアー客ら=1月、長崎市
長崎港に入港したクルーズ船から下りた中国人ツアー客ら=1月、長崎市【拡大】

 中国で15日から始まる春節(旧正月)の大型連休を目前に控えた13日、中国各地の鉄道駅などは故郷や観光地に向かう人たちでにぎわった。連休期間中に海外へ向かう旅行客は過去最多の約650万人と予想されている。

 中国旅行研究院と大手旅行予約サイト「携程」の予測によると、今年の春節期間の海外旅行客は前年に比べ約35万人増加する見込み。旅行先は昨年と同様にトップがタイ、2位は日本でいずれも安定した人気を誇っている。次いでシンガポール、ベトナム、インドネシア、米国と続く。

 個人旅行者に人気の都市ランキングではトップの香港、2位のタイ・プーケットに次いで大阪が3位、東京は5位となっている。

 旅行先で昨年4位(別の統計では7位)だった韓国は、今年は10位以内にも入らず“圏外”となった。米軍の「高高度防衛ミサイル(THAAD)」配備をめぐる中韓の関係冷却が尾を引いているとみられる。

 北京市中心部の繁華街では11日、刃物を持った男(35)が無差別に買い物客を襲撃して13人が死傷する事件が発生し、治安当局は街頭警備を強化。帰省客らでごった返した北京駅周辺では自動小銃を手にした武装警察の隊員が警戒にあたった。

(北京 西見由章)