韓国の国政介入事件、崔順実被告に懲役20年 韓国ロッテ会長の重光昭夫被告も実刑

16日、韓国の憲法裁判所に出廷した崔順実被告(中央)=ソウル(共同)
16日、韓国の憲法裁判所に出廷した崔順実被告(中央)=ソウル(共同)【拡大】

 韓国の前大統領、朴槿恵被告(収賄罪などで公判中)の親友で、朴前大統領と共謀して財界に資金拠出を強要したとして職権乱用罪などに問われた崔順実被告に対し、ソウル中央地裁は13日、懲役20年などの実刑判決を言い渡した。求刑は懲役25年などだった。

 崔被告側に資金を拠出したとして贈賄罪に問われ、懲役4年などを求刑された韓国ロッテグループ会長、重光昭夫(韓国名・辛東彬)被告は懲役2年6月などの実刑とした。崔被告と共謀したとされる元大統領府高官の安鍾範被告も懲役6年などとした。

 崔被告は朴前大統領らと共謀し、複数の大企業に崔被告が事実上支配する財団への資金拠出を強要し、計約774億ウォン(約77億円)を集めたなどとして起訴された。サムスングループから娘の馬術の強化費などとして多額の金銭を受け取った収賄罪にも問われた。

 重光被告は財団に拠出した70億ウォンが賄賂と見なされ、在宅起訴された。(共同)