経済一変、次はドローン シンガポール・エアショーで注目集める関連品 (1/2ページ)

7日、シンガポール・エアショーの会場内でドローンに搭載された360度カメラのVR(仮想現実)映像を体験する男性(ブルームバーグ)
7日、シンガポール・エアショーの会場内でドローンに搭載された360度カメラのVR(仮想現実)映像を体験する男性(ブルームバーグ)【拡大】

 航空・防衛業界で無人航空機「ドローン」の存在感が一段と増している。シンガポールで11日まで開催されたアジア最大の同産業の見本市「シンガポール・エアショー」では、業界の未来像を示すドローンと関連品の展示に人だかりができ、期待の高さがうかがえた。

 航空メーカー慎重

 ドローンの種類も多岐にわたった。米防衛大手ノースロップ・グラマンは大型の無人偵察機「グローバルホーク」を出展。地元シンガポールの新興企業エアロライオンは、衛星利用測位システム(GPS)が利用できない地下トンネルも飛行可能な、4つのプロペラを備えた電池式の小型機を披露した。

 ドローンの用途は荷物の運搬や、4K解像度の映像撮影、農薬散布、人の移動、テロリストを標的にした爆弾投下、消火などあらゆる活動に及ぶ。

 例外は旅客機の自動運転だ。大手航空機メーカーの幹部らは旅客機への応用に慎重な姿勢を見せている。コックピットが無人の飛行機に顧客が抵抗なく搭乗するようになるには、まだ長い道のりがありそうだ。

 だが、米航空防衛機器大手ボーイングのリサーチ・アンド・テクノロジー担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネジャー、チャールズ・トゥップス氏は「自動運転の旅客機を実現するまでの行程は数多くあるが、当社は既に一歩を踏み出している」と力を込める。同社は先月、米海軍向けの巨大な無人空中給油機を発表した。

爆弾を積んだドローン集団となれば話は別