デルタ「最初の顧客を望む」 ボーイング次期中型機購入を検討 (1/2ページ)

昨年12月、ボーイングのエバレット工場の滑走路を終着点にしたデルタ航空の747-400型機のお別れ飛行。次期中型機の商談で両社の対立関係にも終止符が打たれそうだ=米ワシントン州(ブルームバーグ)
昨年12月、ボーイングのエバレット工場の滑走路を終着点にしたデルタ航空の747-400型機のお別れ飛行。次期中型機の商談で両社の対立関係にも終止符が打たれそうだ=米ワシントン州(ブルームバーグ)【拡大】

 米航空2位デルタ航空が、米航空機最大手ボーイングが開発を計画している次期中型旅客機の購入の検討に入ったことが明らかになった。ボーイングは、次期中型旅客機を開発するかどうかを判断する上で、最も影響力のある買い手の一つからお墨付きを得る形となった。

 デルタのバスティアン最高経営責任者(CEO)は14日までに従業員向けメッセージで、ボーイングの次期中型旅客機を最初に運航する航空会社の一つになりたいと表明した。次期中型旅客機はアナリストから「797」と呼ばれている。

 同CEOは社員に「ボーイングのマーケティングキャンペーンに参戦する。同社の新型機プロジェクトで最初の顧客となることを望む」と述べた。

 デルタは最近、カナダのボンバルディア製ジェット機をめぐりボーイングと対立していた。デルタはまた、ボーイングの次期中型旅客機の強力なライバルの一つになるとみられるエアバス「A321ネオ」を先月発注していた。

 ボーイングの次期中型旅客機は、国内長距離路線や国際中距離路線で「757」や「767」といった旧型機に代わる代替機として導入される可能性がある。

 航空・防衛関連の米市場調査会社ティールグループのアナリスト、リチャード・アブラフィア氏は、ボーイングの次期中型旅客機の開発費について、100億~150億ドル(約1兆768億~1兆6152億円)程度になると見積もる。

ボーイングは50社を超える顧客と交渉