ベラルーシの牛肉、検疫受け消費市場流入

 ベラルーシの牛肉がこのほど、上海出入境検査検疫部門による証明の発給を受け、正式に中国の消費市場に入った。両国間が昨年締結した冷凍牛肉の検疫などに関する議定書によるもので、今回輸入された牛肉の量は148.45キロ。中国は世界第3位の牛肉消費国だが、1980年代に欧州で狂牛病が頻発した影響で、国内消費に占める輸入牛肉の割合は低下していた。近年は消費市場の拡大と高度化に伴い、価格や品質で優位性の高い輸入牛肉への需要が戻りつつある。(中国新聞社)