「ユーロ村」出身華僑が故郷に投資

 安徽省黄山市歙(きゅう)県で「ユーロ村」とも呼ばれる槐塘(かいとう)村では近年、同村共産党支部の王家林書記によると、海外で働く同村出身華僑が故郷である同村に投資するケースが増えている。同村は大多数の家庭にイタリアやオランダ、英国などの欧州で仕事をする人がおり、村民が為替レートに常に高い関心を持っていることからユーロ村と呼ばれるようになった。イタリアで働く同村出身華僑の一人は、同村の工業関連企業3社や不動産プロジェクト1件、貿易会社1社に投資し、地元経済に貢献し始めている。同県華僑連合会の責任者は「投資で故郷に報いる同胞を大いに歓迎しており、全方位の支援を積極的に提供する」と話している。(中国新聞社)