東証、大幅続落 一時423円安 月初連続上昇、20カ月で途切れる

 1日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落し、終値は前日比343円77銭安の2万1724円47銭と2月16日以来約2週間ぶりの安値となった。平均株価は2016年7月から今年2月まで20カ月連続で、月の最初の営業日は上昇していたが、この連続記録が途切れた。前日の大幅な米株安で投資家心理が悪化、株式を手放す動きが進んだ。

 前日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均は前日比380.83ドルの大幅安となった。1日の東京株式市場も、この流れを引き継いで幅広い銘柄が売られ、平均株価は取引開始と同時に2万2000円を割り、下げ幅が一時423円に広がった。

 日本時間深夜に発表予定の海外の経済統計を確認したいとの雰囲気も買い手控えにつながった。

 平均株価が月の最初の営業日に上昇する経験則は、英国の国民投票で欧州連合(EU)離脱派が勝利した直後の16年7月から続いていた。

 松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリストによると、同社では投資信託を毎月積み立てで買っている顧客の約15%が買い付け日を月初めに設定しており、「これが月初めの株価上昇を誘引している一つの裏付けとして語られている」と窪田氏はいう。