長期金利0・060%

 週明け5日午前の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(350回債、表面利率0・1%)の利回りが、前週末終値より0・005%低い0・060%で始まった。

 前週末に黒田東彦日銀総裁が金融政策の出口戦略に言及し国債が急速に売られた反動で、買い戻す動きが優勢となり、金利が低下した。

 大阪取引所10年国債先物の中心限月である3月きりは14銭高の150円85銭。