東証続落、米輸入制限受け混乱を警戒 

 週明け5日午前の東京株式市場は、トランプ米大統領が示した鉄鋼、アルミニウムの輸入制限方針による世界的な混乱の拡大を警戒し、日経平均株価(225種)は続落した。ただ、2日の米ダウ工業株30種平均の下落幅が限定的だったことから、東京市場でも前週末終値近辺まで下げ幅を縮小する場面もあった。

 午前10時現在は前週末終値比140円21銭安の2万1041円43銭。東証株価指数(TOPIX)は13・42ポイント安の1694・92。

 トランプ米政権の保護主義的な政策に対し、欧州連合(EU)が報復関税の検討を表明。市場では、貿易戦争へと発展すれば、世界経済の成長に歯止めをかけかねないとの警戒感が広がった。

 米政権が保護主義的な姿勢を強める中、外国為替市場の円相場は1ドル=105円台の高値圏で推移し、株式市場では輸出関連銘柄の売り材料となった。