スリランカで非常事態宣言 仏教、イスラム教徒が衝突

 インド洋の島国スリランカの政府は6日、10日間の非常事態宣言を出した。中部キャンディ近郊で起きた多数派仏教徒と少数派イスラム教徒の衝突拡大を抑えるのが目的。

 在スリランカ日本大使館によると、同国の在留邦人は700人超で、衝突に巻き込まれたとの情報はない。同宣言下では、インターネットで暴動を扇動する行為などが取り締まられるといい、観光やビジネスに影響はないとみられる。

 ロイター通信などによると、暴動は5日に拡大し、イスラム教のモスク(礼拝所)や商店が破壊された。治安部隊が派遣され、夜間外出禁止令も出た。(共同)