日産、ルノー株の買収検討 仏政府保有の15%、経営関与回避狙う

ルノー日産のカルロス・ゴーンCEO(ロイター)
ルノー日産のカルロス・ゴーンCEO(ロイター)【拡大】

 ロイター通信は7日、日産自動車とフランスのルノーが、フランス政府の保有するルノーの発行済み株式総数の約15%を買い取ることを検討していると報じた。複数の関係者の話としている。資本関係の強化に加え、ルノーの筆頭株主である政府の経営関与を回避する狙いもある。

 フランス財務省は7日、ルノー株売却の考えはないと強調している。

 ルノーは日産株を43・4%持つ一方、日産はルノー株を15%保有するが、議決権がない。日産は三菱自動車を傘下に収めており、3社連合を組んでいる。ロイターによると、日産のゴーン会長は3社の生産や開発などの統合推進に向け、統括組織をオランダ・アムステルダムに設ける構想を提案しているという。(共同)