【東京市場の注目銘柄】(8日)MARUWA、11%高

 ≪セラミック部品事業の好調続く≫

 ■MARUWA(5344) 前日比11%高の9100円。みずほ証券は、目標株価を9400円から1万1000円に上げた。セラミック部品事業の好調が続くとみる。特に半導体製造工程で使われる石英製品など機構部品のほか、高周波部品、電磁両立性(EMC)対策部品の予想引き上げを業績見通しに反映。2018年3月期と来期の営業利益予想を増額した。

 ■任天堂(7974) 4.1%高の4万7970円。ジェフリーズは7日、目標株価を6万9200円から7万9900円に上げた。

 ■東京エレクトロン(8035) 4.9%高の2万1275円。エレクトロニクス情報サイトのEEタイムズは、中国政府が新たに2000億元(約3兆3500億円)を投じて国内の半導体チップ産業を促進、提供資金を最も多く獲得するのは東京エレクトロンなど半導体製造装置メーカーと報じた。岩井コスモ証券は、報道はスーパーサイクルがより長期化する確度が高まるポジティブな印象とし、受注が期待できるとした。

 ■リンナイ(5947) 4.7%高の9780円。クレディ・スイス証券は投資判断を「アンダーパフォーム」から「アウトパフォーム」、目標株価を8700円から1万1300円に上げた。国内価格競争への懸念は株価に織り込まれ、来期以降は海外での利益成長が評価されると予想した。

 ■アシックス(7936) 4.5%高の1844円。野村証券は投資判断を「中立」から「買い」、目標株価を1700円から2000円に上げた。組織改革による商品力の向上で、中国でマス顧客層の取り込みが本格化していると分析。19年12月期から中国を含む東アジアは最大の利益源となり、現状の株価には中国での中期成長性が十分に反映されておらず割安との見方を示した。

 ■ユーシン精機(6482) 6.4%高の3430円。3月末の株主を対象に1株を2株に分割する。分割により株式の最低投資金額が低下し、個人投資家などが売買しやすくなるとみられた。

 ■新生銀行(8303) 3.0%高の1688円。東京国税局から14年3月期中の特定取引に関する法人所得・法人税納付額について最終的な見解が示され、更正処分を受ける可能性がなくなった。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、1月末以降の株価低迷は多額の納税懸念が一因と分析し、今回懸念が払拭され、目先ポジティブに反応するとした。

 ■アインホールディングス(9627) 4.1%安の7570円。ゴールドマン・サックス証券は投資判断を「買い」から「中立」に下げた。株価上昇により上値余地が縮小したためで、業績予想と目標株価7800円は変えていない。想定以上に門内薬局による市場拡大が見えることと、より大きなM&A(企業の合併・買収)顕在化が次の投資タイミングとしている。

 ■鳥貴族(3193) 8.0%安の2824円。298円均一の焼き鳥チェーン店を展開する同社の2月既存店売上高は前年同月比6%減だった。客単価は伸びたが客数が8%減少し、2カ月連続で前年実績を下回った。(ブルームバーグ)