街角景気、3カ月連続悪化 寒さや冬季五輪観戦影響

 内閣府が8日発表した2月の景気ウオッチャー調査によると、街角の景気実感を示す現状判断指数(季節調整値)が前月比1.3ポイント低下の48.6となり、3カ月連続で悪化した。小売りやサービス業で寒さや平昌冬季五輪観戦によって客足に影響した。企業関連では燃料価格の高騰などが響いた。

 基調判断は「天候要因などにより一服感がみられるものの、緩やかな回復基調が続いている」と据え置いた。指数は好不況の判断の分かれ目となる50を2カ月連続で下回った。地域別では全国12地域のうち、南関東と甲信越で上昇したものの、10地域で低下した。

 調査では「大雪の影響に加え、五輪のテレビ放映の影響もあり、客が外出しない傾向が強くなっている」(北海道のスーパー)や、「燃料価格の高騰などにより利益は少なくなっている」(北関東の輸送業)といった意見があった。2~3カ月先の見通しを示す先行き判断指数は1.0ポイント低下の51.4と4カ月連続で下がった。