TPP11 「米にプラスと訴えたい」 茂木敏充経済再生担当相、復帰諦めず

 チリの首都サンティアゴで8日開かれた環太平洋連携協定(TPP)署名式後の記者会見で、茂木敏充経済再生担当相は「最もグローバル化と技術革新が進んでいる米国の経済や雇用にとって、TPPがプラスになることを引き続き訴えていきたい」と米復帰を諦めない姿勢を示した。

 一方で「参加国のさまざまな利害関係を綿密に調整して作り上げたガラス細工のような協定だ」とも述べ、トランプ米大統領が求める再交渉で変更を加えるのは極めて困難だと強調した。

 ホスト国チリのムニョス外相は「あらゆる国に開かれた協定で、自由貿易に賛成ならいかなる国の加盟にも反対しない」と語り、米国が協定の内容を受け入れるなら復帰は可能だと示唆した。(共同)