コーン氏後任に複数候補者 ゴールドマン幹部やナバロNTC委員長ら

 ホワイトハウスは、辞任表明したコーン米国家経済会議(NEC)委員長の後任として複数の候補者を検討している。関係者によると、米ゴールドマン・サックス幹部のジム・ドノバン氏やハセット大統領経済諮問委員会(CEA)委員長、ナバロ国家通商会議(NTC)委員長らの名前が浮上しているという。

 6日にコーン氏辞任が発表された背景には、トランプ大統領が鉄鋼とアルミニウムに輸入関税を課す計画を前進させる決定を下したことがある。コーン氏はこれに長く反対していた。ナバロ氏は推進派で、今回の動きはホワイトハウスの保護主義派の勝利を示唆した。

 コーン氏の後任候補として他に名前が挙がっているのは、マルバニー行政管理予算局(OMB)局長や、CNBCのコメンテーター、ラリー・クドロー氏、戦略イニシアチブ担当大統領補佐官のクリス・リッデル氏、エコノミストのスティーブン・ムーア氏を含め多数。

 下院歳入委員会のブレイディ委員長は7日にFOXとのインタビューで、トランプ大統領は長い候補者リストを持つことになるが、マルバニー氏やクドロー氏は堅実な選択肢の可能性があると指摘した。ナバロ氏は同日、ブルームバーグ・テレビとのインタビューに応じ、「トランプ氏の候補者リストに自身は掲載されていない」と述べた。(ブルームバーグ Jennifer Jacobs、Kevin Cirilli)