「日本が戦争に巻き込まれる危険性ある」85%超 中朝との緊張不安 内閣府調査 (1/2ページ)

2月8日、平壌で行われた軍事パレードに登場した新型とみられる短距離弾道ミサイル(朝鮮中央通信撮影・共同)
2月8日、平壌で行われた軍事パレードに登場した新型とみられる短距離弾道ミサイル(朝鮮中央通信撮影・共同)【拡大】

 内閣府が10日に発表した「自衛隊・防衛問題に関する世論調査」で、日本が戦争に巻き込まれる危険性について「ある」「どちらかといえばある」と答えた人が計85.5%に上った。平成27年の前回調査よりも10.0ポイント増加し、質問に対する回答の選択肢が現行と同じようになった21年以来、最も多くなった。

 その理由について「国際的な緊張や対立があるから」との回答が84.5%で最多となった。核・ミサイル開発を続ける北朝鮮など、近隣諸国との緊張の高まりに対する不安が広がっているようだ。

 防衛問題に対する関心についての質問(複数回答)では「北朝鮮による核兵器開発や弾道ミサイル開発などの朝鮮半島情勢」が68.6%と最も多く、「中国の軍事力の近代化や海洋における活動」が48.6%だった。外国から侵略された場合の対応として「自衛隊に参加して戦う」が5.9%(前回比0.9ポイント減)、「一切抵抗しない」は6.6%(同比1.5ポイント増)だった。

 自衛隊に対する印象は「良い」が89.8%(同比2.4ポイント減)、「悪い」が5.6%(同比0.8ポイント増)。自衛隊に期待する役割(複数回答)には「災害派遣」が79.2%を占めた。