それでも消えないファーストクラス 航空各社“豪華な空の旅”進化 (1/3ページ)

 航空業界にはもう何年も前から「ファーストクラスの死」を主張する専門家もいる。確かにファーストクラスの全廃に踏み切った航空会社はある。だが一方で、最上級クラスの拡充を進める航空会社もある。

 マイル使い出費抑制

 シンガポール航空とアラブ首長国連邦(UAE)のドバイを本拠とするエミレーツ航空は昨年11月、全く新しいファーストクラスをお披露目した。余裕があれば、ぜいたくな空の旅を思う存分楽しめる時代にもなっている。航空各社のマイレージプログラムを使えば、出費を抑えながら、豪華な空の旅を楽しむことも可能だ。

 航空会社側は詳しく教えたくないのかもしれないが、マイル提供の仕組みを知れば、旅が一段と楽しくなる。マイルの利用にはさまざまな制約や、税金や追加料金の負担を求められる場合もあるが、クレジットカードなどのポイントプログラムとの提携も多い。

 エミレーツの新しいプライベートスイートは今のところ、ドバイからブリュッセルやジュネーブに向かう一部路線だけで利用可能だ。ロンドンのスタンステッド空港へのフライトでも6月から利用できる。新しく導入するボーイング777-300ERにもプライベートスイートが設けられる。

A380の2階客席部分に扉のあるスイート