【東京市場の注目銘柄】(12日)オークマ、3.8%高

 ≪日米欧の受注見通し引き上げ≫

 ■オークマ(6103) 前週末比3.8%高の6640円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は目標株価を7150円から7500円に上げた。日本、米州、欧州の受注が自動車向け需要好調などで同証券想定以上に堅調と指摘。日米欧の受注見通しを引き上げ、会社側が195億円とする2018年3月期の営業利益予想は207億円と試算、19年3月期は231億円、20年3月期は240億円にそれぞれ上方修正した。

 ■マキタ(6586) 5.9%高の5370円。JPモルガン証券は投資判断を「中立」から「オーバーウエート」、目標株価を5100円から6100円に上げた。電動工具のリチウムイオンバッテリー製品拡大に続き、電動化普及で園芸用機器を第2の収益の柱として一段の収益改善を見込むと分析した。

 ■エーザイ(4523) 7.6%高の6786円。モルガン・スタンレーMUFG証券は投資判断を「中立」から「オーバーウエート」、目標株価を5900円から8000円に上げた。米メルクとの抗がん剤「レンビマ」での提携効果は当初の印象以上とした。

 ■ミライアル(4238) 13%安の1777円。19年7月中間営業利益は前年同期比22%減の4億5000万円を予想。主力のプラスチック成形の売上高は3.2%増と予想したが、前年同期の38%増から伸び率鈍化を見込む。

 ■カナモト(9678) 11%高の3705円。17年11月~18年1月期(第1四半期)営業利益は前年同期比20%増の53億7000万円。公共工事が底堅く推移したほか民間設備投資の増加が寄与。野村証券は季節性を考慮しても堅調な決算との評価が可能とした。

 ■ジェイエイシーリクルートメント(2124) 12%高の2439円。東海東京調調査センターは目標株価を2090円から2700円に上げた。コンサルタントの増加・育成で好調な業績が続く見通しと予想。コンサルタント数の増加や教育強化による生産性向上が貢献し、18年12月期営業利益は前期比9.2%増の58億円(会社計画55億5200万円)と試算した。

 ■ファースト住建(8917) 2%安の1595円。17年11月~18年1月期(第1四半期)営業利益は前年同期比31%減の5億9500万円。同期の戸建て分譲の販売棟数は同8.6%減の277棟だったほか、請負工事も同53%減の9棟にとどまり売上高が1割超減少した。

 ■ひらまつ(2764) 6.7%安の513円。18年3月期営業利益予想を27億7400万円から14億6600万円に下方修正した。婚礼などの縮小度合を見誤り売上高が減少。新規ホテル出店の開業準備やブランディングのための広告宣伝、人材育成などに投下した費用も響いた。

 ■モルフォ(3653) 7.8%安の3850円。17年11月~18年1月期(第1四半期)営業利益は前年同期比46%減の1億円。スマートフォンを中心とした車載や監視カメラなどへの組み込み向け製品のライセンスを手掛けるカメラデバイス事業が研究開発費の増加などで大幅減益となった。(ブルームバーグ)