2月の企業物価2.5%上昇 14カ月連続UP、円高で伸び縮小

 日銀が13日発表した2月の国内企業物価指数(2015年平均=100、速報)は、前年同月比2.5%上昇の100.3となり、14カ月連続で前年を上回った。ただ、上昇率は円高などを背景に3カ月連続で縮小し、昨年7月以来の低水準となった。

 全744品目のうち、上昇は381品目、下落は248品目だった。品目別では、原油価格などの上昇により、石油・石炭製品が11.6%、電力・都市ガス・水道も6.9%それぞれ上昇した。非鉄金属も8.6%上昇した。情報通信機器と電気機器は下落した。

 円ベースの輸入物価指数は4.4%上昇し、輸出物価指数も0.8%上がった。

 トランプ米大統領は、鉄鋼とアルミニウムの輸入制限の発動を決めた。日銀は国内企業物価への影響について、中国製の製品がアジアに流入することで、間接的に下押し圧力となる可能性があると指摘した。