アジア株が全面安 米中貿易摩擦懸念で

 23日のアジアの株式市場は、米中間の貿易摩擦激化への懸念から、上海市場の代表的な指標である総合指数が前日終値と比べた下落率が一時4%を超えるなど、主要株価指数が軒並み値下がりした。

 上海市場では鉄鋼株のほか、情報・通信や電子部品関連の銘柄が中心に売られ、総合指数の終値は3・39%安だった。香港のハンセン指数も2・45%下落した。

 ソウルの総合株価指数(KOSPI)は3・18%安だった。台湾の加権指数は1・66%下落し、シンガポールの指数も下げた。(共同)