野菜の価格に落ち着き キャベツなど今月前半に前年並み

高騰が続いていた野菜。ようやく価格が落ち着いてきたようだ=今年1月、東京都新宿区の新宿八百屋(春名中撮影)
高騰が続いていた野菜。ようやく価格が落ち着いてきたようだ=今年1月、東京都新宿区の新宿八百屋(春名中撮影)【拡大】

 天候不順により高値が続いていた野菜の価格がようやく落ち着いてきた。農林水産省が3月末に発表した4月の野菜価格の見通しによると、好天や気温上昇で生育が回復し、ダイコン、ニンジン、ハクサイ、キャベツは4月前半に平年並みに戻るとした。平年に比べ2倍以上の高値で推移していたキャベツやハクサイも3月に入り、ようやく2倍を割り込み、値下がり傾向が続いている。

 価格見通しではホウレンソウ、ネギ、キュウリ、ナス、トマト、ピーマン、サトイモ、タマネギは4月前半、後半ともに平年並みで推移。レタスは前半が安値で後半は平年並み。ジャガイモは前半、後半ともに安値の見通し。農水省が主産地などから聞き取り調査を実施している対象14品目全てで高値の予想がなくなった。

 農水省の3月19~21日の量販店の価格調査によると、対象の5品目全てが前週に比べ値下がりし、レタスとトマトは前年に比べても1~2割安くなった。2月には平年に比べ最大で約2.5倍も高かったハクサイとダイコンも平年比で約1.6倍、キャベツも1.5倍まで値を下げた。