フィリピン政府、衛星画像で公共事業を監視 進捗状況追跡 (1/2ページ)

首都マニラの道路整備事業。政府は人工衛星やドローンを使って公共事業の進捗状況を確認すると表明した(ブルームバーグ)
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 フィリピン政府は、衛星画像やジオタグ(位置情報)機能といった最新技術を活用し、大型公共事業の進捗(しんちょく)状況を追跡すると発表した。プロジェクトの迅速化とコスト削減を図る。経済紙ビジネス・ワールドが報じた。

 ディオクノ予算管理相は、政府が出資する公共事業の進捗状況を科学技術省と連携して管理すると明らかにした。予算管理省が主導する「DIME」プロジェクトでは、科学技術省のLiDAR(光検出・測距)を利用し、165億ペソ(約348億円)規模の南北通勤鉄道事業や総額62億ペソ規模の港湾施設や空港までの道路建設といった大型公共事業の進捗状況を把握する。

 ディオクノ氏によると、DIMEは2018年の最重要政策の一つに位置付けられ、いずれはドゥテルテ政権の大規模インフラ整備計画「ビルド・ビルド・ビルド」の全プロジェクトに適用される。人工衛星やドローン(小型無人機)が撮影した画像を使って資材調達や建設の進捗状況を確認するという。同氏は「プロジェクトの完成時期が早まるだけでなく、無駄も減らせる。ゴースト事業もなくなるだろう」と期待を寄せた。

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