フィリピン政府、衛星画像で公共事業を監視 進捗状況追跡 (2/2ページ)

首都マニラの道路整備事業。政府は人工衛星やドローンを使って公共事業の進捗状況を確認すると表明した(ブルームバーグ)
首都マニラの道路整備事業。政府は人工衛星やドローンを使って公共事業の進捗状況を確認すると表明した(ブルームバーグ)【拡大】

 反資金洗浄委員会(AMLC)の報告書によれば、フィリピンの国家予算の約2割が汚職行為で失われている。予算管理省と科学技術省は昨年、DIMEのテスト事業を実施し、灌漑(かんがい)システムの状況を確認するためのデータを収集した。

 DIMEは教育省が1059億ペソ規模で進める教育施設建設や保健省の290億ペソ規模の保健施設増強計画などにも適用される見通し。建設以外のプロジェクトでは書類による確認を行う。

 人工衛星画像データは月次ベースの最新情報を利用する。政府は16年に打ち上げられた国産超小型衛星やほかの商業衛星からデータを収集する計画だ。(シンガポール支局)