ベトナム、部品など裾野産業強化急ぐ 国際競争力向上目指す (1/2ページ)

ベトナム南部ビンズオン省の縫製工場(ブルームバーグ)
ベトナム南部ビンズオン省の縫製工場(ブルームバーグ)【拡大】

 ベトナムの最大都市ホーチミンは、市内の製造業の国際競争力を高めるため、部品などをメーカーに供給する裾野産業の強化を急いでいる。国営ベトナム・ニューズなどが報じた。

 ホーチミンの現地紙によると、地元メーカーの多くは原材料の調達を輸入に大きく依存し製造コストが割高なため、完成品が外国製品よりも価格面などで不利であり、輸出面のみならず国内市場でも競争力が弱い。

 ホーチミン市産業貿易局によると、繊維・縫製、電子機器製造などの分野で、市内に拠点を置く企業は2017年に原材料の77%を国外から調達した。特に衣料品業界は生産性が低いうえ、裾野産業のほぼ全ての企業が原材料の大部分を輸入に頼っていることが、製品の価格競争力を損なっている。

 裾野産業の大部分を構成するのは中小企業で、資金や最新技術、設備などの面で問題を抱える。衣料品業界の関係者は、他の東南アジア諸国連合(ASEAN)各国の企業に対してベトナム企業が国内外の市場で劣勢に立たされているのも当然だと指摘する。

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