アント、100億ドル超資金調達 カーライル、カナダ年金投資委が出資

 中国の電子商取引最大手アリババグループ系の金融会社である●蟻金融服務集団(アント・ファイナンシャル)は、今後数日で少なくとも100億ドル(約1兆900億円)の資金調達を完了する見通しだ。関係者が明らかにした。

 米国のプライベート・エクイティ・ファンドであるカーライル・グループとカナダ年金制度投資委員会(CPPIB)が初めて投資家として名を連ねるという。

 非公開情報だとして匿名を条件に話した関係者によると、今回の資金調達でアントの企業価値は約1500億ドルと評価される見込み。調達資金は主に海外事業の拡大に充てられるという。

 ブルームバーグ・ニュースはアントによる100億ドル規模の調達計画を先月報じていた。実現すれば、アントはITと金融サービスを活用した世界最大級のフィンテック企業となる。

 資金調達について、カーライルの広報担当者ブライアン・チョウ氏とアントの広報担当はいずれもコメントを控えた。CPPIBの外部広報担当もコメントしなかった。(ブルームバーグ Lulu Yilun Chen)

●=虫へんに馬