東証続伸 円安好感、約3カ月半ぶり高値

 18日午前の東京株式市場は、円安ドル高が進んだ影響で企業の輸出採算が改善するとの期待が高まり、日経平均株価(225種)は続伸した。一時2万2900円を上回り、約3カ月半ぶりの高値となった。

 午前10時現在は前日終値比81円53銭高の2万2919円90銭。東証株価指数(TOPIX)は3・38ポイント高の1811・75。

 東京外国為替市場の円相場が米長期金利の上昇に伴い、一時1ドル=110円台後半の円安水準で推移したため、輸出関連銘柄には追い風となり、電機株などに買いが入った。

 一方、米中の貿易摩擦が激化するとの懸念は相場の重荷となった。