東証、反落して始まる

 8日の東京株式市場は、前日の米国市場でのハイテク株安を背景に、売りが先行している。日経平均株価は、前日終値比23円88銭安の2万2799円38銭で寄り付いた。東証株価指数(TOPIX)は6・95ポイント安の1782・06で始まった。

 米国市場では、前日まで3日連続で最高値を更新していたハイテク株主体のナスダック総合指数が5営業日ぶりに反落。米トランプ政権と各国政府との貿易協議の先行き不透明感が相場の重しになっている。

 東京市場も利益確定を目的とした売りが先行しているほか、米原油相場の反発を受けて、燃料費の高騰を嫌気したパルプ・紙や海運株が値を下げている。