G7サミット 日カナダ首脳会談 トルドー首相、拉致問題で日本支持 米朝首脳会談に向け力強いメッセージ発信確認 

G7サミットが開幕、カナダのトルドー首相夫妻に迎えられ、写真に納まる安倍首相と昭恵夫人=8日、カナダ・シャルルボワ(共同)
G7サミットが開幕、カナダのトルドー首相夫妻に迎えられ、写真に納まる安倍首相と昭恵夫人=8日、カナダ・シャルルボワ(共同)【拡大】

  • G7初参加のイタリアのコンテ首相(左)と会談に臨む安倍首相=8日、カナダ・シャルルボワ(共同)

 【ケベックシティー=田北真樹子】先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)出席のため、カナダ東部シャルルボワを訪問中の安倍晋三首相は8日午前(日本時間同日夜)、議長国カナダのトルドー首相と会談した。

 両首脳は、12日の米朝首脳会談を控え、G7首脳が一致して北朝鮮に対して力強いメッセージを発信することが重要との認識で一致した。北朝鮮の生物化学兵器を含むすべての大量破壊兵器と、あらゆる射程の弾道ミサイルの完全な検証可能かつ不可逆的な廃棄(CVID)に向けて緊密に連携することも確認した。

 トルドー氏からは、日本人拉致問題の早期解決について改めて支持表明があった。

 日加両国が米国による鉄鋼・アルミニウム輸入制限措置の対象になる中、両首脳は世界貿易機関(WTO)のルールに基づく多角的貿易体制を維持すべきとの考え方で一致した。日加を含む11カ国による環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)についても、双方が国内手続きを進め、早期に発効させることが重要であるとの認識を共有した。

 安倍首相は、就任したばかりのイタリアのコンテ首相とも会談した。両首脳は、日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)の重要性を確認し、日EUのEPAが日伊の経済関係の発展に繋がるとの認識で一致した。また、二国間のさらなる関係強化に向け、両首脳による相互訪問の実現に向けて調整することで合意した。

 安倍首相は英国のメイ首相とドイツのメルケル首相ともそれぞれ会談した。