出国税生かし旅行環境整備 18年度の観光立国計画

 政府は12日の関係閣僚会議で、2018年度の観光立国行動計画を決定した。来年1月から徴収を始める国際観光旅客税(出国税)を活用し、外国人観光客が旅行しやすい環境を整備。新たな観光資源の掘り起こしにも取り組む。

 旅行環境の整備では、18年度中に全ての新幹線で無料Wi-Fiの提供を開始。20年までにトンネル内でも通信が途切れないようにする。

 新たな観光資源として、公的施設の活用を進める。皇居内にあり、皇室に伝わる美術工芸品を所蔵している宮内庁三の丸尚蔵館の展示室を増築し、他の美術館に所蔵品を貸し出す機会を増やす。海底トンネルや地下放水路といった大規模インフラの見学ツアーなども活発化させる。