NYオークション 記録的な落札価格続く

モネの「睡蓮」(クリスティーズ提供)
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  • モネの「睡蓮」(クリスティーズ提供)

 ピカソが10代の女性の裸体を描いた作品がこのほど、ニューヨークのクリスティーズ主催オークションで1億1500万ドル(約120億8560万円)で落札された。

 1905年のこの作品はピカソの「ばら色の時代」として知られる時期に描かれた「花かごを持つ少女」。2017年3月に亡くなったロックフェラー家第3代当主のデービッド・ロックフェラー氏と妻のペギーさんが所有していた。

 同夫妻が収集してきた美術品1500点余りが競売にかけられており、事前予想では、この作品の価値は1億ドルと、最も高い評価を受けていた。

 この絵画は米国の作家で美術収集家のガートルード・スタイン氏がかつて所有していた。クリスティーズによれば、20世紀初めのパリでピカソら芸術家と交流があったスタインの兄、レオ氏が1905年に30ドルで購入。ロックフェラー家側に渡ったのは68年で、当時680万ドルで買われたと推計されている。

 今回のオークションではマチスの絵画が手数料を含め8080万ドルで買われたほか、モネの「睡蓮(すいれん)」が予想の5000万ドルを大きく超える8470万ドルをつけるなど記録的な落札価格が続いた。(ブルームバーグ Katya Kazakina)