米朝首脳会談 トランプ氏「最高の関係を築く」 金氏「ここまで来るのは容易でなかった」 (1/2ページ)

会談の冒頭で向き合う北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(左)とトランプ米大統領=12日、シンガポール(AP)
会談の冒頭で向き合う北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(左)とトランプ米大統領=12日、シンガポール(AP)【拡大】

  • 会談する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(左)とトランプ米大統領=12日、シンガポール(ロイター)

 【シンガポール=黒瀬悦成、桜井紀雄】トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は12日、シンガポール南部セントーサ島のカペラホテルで史上初めての米朝首脳会談を行った。核・弾道ミサイル開発を進めてきた北朝鮮の「完全非核化」で具体的な合意ができるかが最大の焦点だ。休戦状態にある朝鮮戦争の終結や、日本人拉致問題も議題となる見通しだ。

 米朝首脳は握手を交わした後、会談のための部屋に移動。トランプ氏が「いい気分だ。素晴らしい議論をし、最高の関係を築く」と述べると、金氏は「ここまで来る道は、たやすい道ではなかった」と応じた。さらに「われわれには、われわれの足を引っ張る過去があり、偏見と慣行が時として目と耳を覆ったが、全てを克服してここまで来た」とも語った。

 両首脳はまず、通訳を交えて2人だけで約40分間会談した後、高官らを加えた拡大協議に入った。続いて実務昼食会を行いながら話し合った。

 拡大協議の冒頭、トランプ氏は「これまで過去の政権が解決できなかった大きな問題を解決する」と語り、金氏は「前途に課題はあるが、解決に向けてトランプ氏に協力する」と応じた。拡大協議には、米側はポンペオ国務長官、ケリー大統領首席補佐官、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)、北朝鮮側は金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長、李洙●(=土へんに庸)(リ・スヨン)党副委員長、李容浩(リ・ヨンホ)外相が同席した。

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